OptiTrack導入により効率的になったワークフロー

ジェットスタジオ

OptiTrack導入の経緯
~OptiTrack一式 = キャプチャ収録費用1回分!?~

Q
導入のきっかけについて教えてください。
A
2008年の頭に遊技機関連のわりと大きいプロジェクトを受注することになって、いろいろなキャプチャスタジオから見積を取っていたんです。どこも結構な値段だなぁと思っている時に、ちょうどOptiTrackを知って、一応見積も取ってみたんです。そうしたらOptiTrackシステム一式とスタジオのキャプチャー費用と大して変わらない金額だったんですね。1つのプロジェクトで回収できるんだったらまあいいか、てなことで、デモを実際に見に行きました。そうしたら思いのほかデータもきれいで“買い”だと思いましたね。ちょうどその頃オフィスも手狭になっていたんで、引っ越すためにいろいろ物件を回っていたんですが、購入を決めてからはスタジオスペースも確保できるオフィスを探すことになりました。


Chief Director 望月智氏

OptiTrack導入によって効率的になったワークフロー
~スタートダッシュがキーポイント~

Q
ワークフローについて教えてください。
A
うちの場合、制作業務の80~90%はキャラクタもので、そのうちの70~80%でモーションキャプチャーが必要ですね。新しくプロジェクトが始まると、まずはアニマティクス制作にかかるんですが、いつもキャプチャデータが届くまでスタートできないので、時間がもったいないなぁと感じてました。だいたいの仕事は“急ぎで”と言われるのに、スタートが遅れるのはとてもストレスですよね。OptiTrackを導入してからは、キャプチャ業務もまとめて受注するようになったので、自分たちのスケジュールでどんどんキャプチャを撮ってアニマティクスに取り掛かれるようになりました。プロのアクターさんにいつも来てもらうんですが、撮り洩らしたものは社内のスタッフでキャプチャできるのも、社内にスタジオがあることのメリットですね。キャプチャーはMotionBuilderで直接レコーディングします。主に3ds Maxを使ってるので、MotionBuilderではbipedテンプレートを使用して。マーカーのクリーンナップ、キーリダクション、IK/FKの調整、アニメーションの調整など、レンダリングの前までのほとんどの部分をMotionBuilderで作業してます。

時間・コストの短縮にとどまらないメリット
~OptiTrackなしの制作はもう考えられない!?~

Q
制作のスピードアップ以外のメリットってありますか?
A
今まではアニマティクスを作るスタッフがキャプチャスタジオで立ち会うことはほとんどなく、キャプチャデータは受け取るだけのものだったんですが、社内のスタジオでキャプチャを撮るようになると演技指導も自分たちでするようになるので、今まで希望通りのモーションがないためにモーションブレンドしていたような部分もなくなり、効率的になりました。アニマティクスって言ってみれば2Dから3Dへの解釈をするようなものだと思うんですが、その時の理解度が圧倒的に高くなりました。それって、最終的に質の向上にもつながっていると思います。OptiTrackはもう必須アイテムですね。

今後のチャレンジ

Q
今後チャレンジしたいことはありますか?
A
今のところ、フルボディキャプチャのみでフェイシャルキャプチャは行ってないので、今後はフェイシャルもキャプチャして、Rigを使った表情付けにチャレンジしてみたいですね※。それからもっともっとMotionBuilderと3ds Maxのパイプラインを強めていきたいです。やっぱりキャプチャデータを見ると手付けでは絶対出せない部分があるんですよね。実際キャプチャしたままのデータをそのまま使うことはほとんどないんですが、ガイドラインとしてスケルトンがある場合とない場合では全然違うんです。だからアニメーターのスキルがアップしてもキャプチャは撮り続けますね」

使用OptiTrackシステム
  • FLEX:V100カメラ 12台→Flex13カメラ 16台
使用ソフトウェア
  • Motive:Body(旧:Arena)ソフトウェア
  • Motion Builder
  • 3ds Max
  • Maya


2001年の設立以来、ゲームオープニングムービー、CM、音楽PV、パチンコなど3DCGが使用される映像全般の制作を行っています。これまで、「サムライチャンプルー ザ・ゲーム」「ソウルキャリバーIII」「セガスーパースターズテニス」など有名なタイトルにも多く携わり、制作実績には業界でも高い評価を受けてきました。2008年にはモーションキャプチャーシステムも社内に導入し、制作効率を向上。今後も新しい技術を導入し、幅広い世界観、表現手法を追求して、海外の一流作品に劣らない作品作りを目指していきます。

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