マーカーレスキャプチャーCaptury実証
第一段!OptiTrackとの連携

最近、モーションキャプチャーの世界にもAIの波が押し寄せ、その技術は日ごとに成長し、手軽かつ高クオリティな製品も登場してきています。
そんな波に乗るべく、弊社もついに高品質なマーカーレスモーションキャプチャーソフト『Captury」の取り扱いをスタートしました!
「Captury」は既にリリースされていた製品ではありますが、OptiTrackとの連携をさらに強化する機能も搭載されていくということなので、どんなことができるのかを実際に検証しながら、ユーザー様に有意義な情報をブログ形式で複数回に分けてお届けいたします。
さて、検証第一弾では、まずは外殻を知ろう!ということで「OptiTrackのカメラでマーカーレスモーションキャプチャーをする場合、どれぐらいの手間が発生するのか?どんなことができるのか?」を見ていこうと思います。
マーカーレスキャプチャーCaptury実証
第一段!OptiTrackとの連携

最近、モーションキャプチャーの世界にもAIの波が押し寄せ、その技術は日ごとに成長し、手軽かつ高クオリティな製品も登場してきています。
そんな波に乗るべく、弊社もついに高品質なマーカーレスモーションキャプチャーソフト『Captury」の取り扱いをスタートしました!
「Captury」は既にリリースされていた製品ではありますが、OptiTrackとの連携をさらに強化する機能も搭載されていくということなので、どんなことができるのかを実際に検証しながら、ユーザー様に有意義な情報をブログ形式で複数回に分けてお届けいたします。
さて、検証第一弾では、まずは外殻を知ろう!ということで「OptiTrackのカメラでマーカーレスモーションキャプチャーをする場合、どれぐらいの手間が発生するのか?どんなことができるのか?」を見ていこうと思います。
OptiTrackのカメラでマーカーレスができる!
Capturyは、OptiTrackのカメラを使ってマーカーレスモーションキャプチャーが可能なんです。
キャリブレーションも超簡単!Motiveのキャリブレーションデータを読み込むだけでOK。
そんなに簡単なのか・・・?
弊社のデモスタジオに設置されているPrimeX22カメラを12台の構成のままでやってみました。
いつものようにワンディングをして、キャリブレーションファイルを出力・・・Capturyで出力した.mcalファイルを読み込むと、あっという間に準備完了です!
OptiTrackのカメラであれば、Flex/Prime/PrimeXシリーズのいずれでも使用可
- MotiveはVer3.3.3.1を使用しました。
あとは、スケルトンを生成するだけですが・・・試しに3人順番にスケルトンを作ってみます。
ある程度、シルエットがはっきりする服装のほうがよさそうですが、生成自体はワンクリックですぐに動かせました。
解析のために体を動かす必要はありましたが、それも数秒程度で、決まった体操という感じでもないですね。
Duplexモードで人も物も同時キャプチャー!
PrimeXシリーズのカメラなら、Duplexモードが使えます。
人はマーカーレス、物は反射マーカーでキャプチャーできるようになりますので、こちらも今後の実証でご紹介させていただきます!
・DuplexモードはMotive3.3.0以上でサポートされます。
・DuplexモードはPrimeXシリーズのみ対応します。
・PrimeX13はMotive3.3.3以上でDuplexモードに対応します。
- Duplexモードとは、1台のカメラでグレースケール撮影と、マーカー検出・トラッキングが同時可能なモードです。これにより、マーカーレス用カメラ、マーカーベース用カメラ、それぞれで専用のカメラ台数を増やす必要がありません。

OptiTrackのカメラで
マーカーレスができる!
Capturyは、OptiTrackのカメラを使ってマーカーレスモーションキャプチャーが可能なんです。
キャリブレーションも超簡単!Motiveのキャリブレーションデータを読み込むだけでOK。
そんなに簡単なのか・・・?
弊社のデモスタジオに設置されているPrimeX22カメラを12台の構成のままでやってみました。
いつものようにワンディングをして、キャリブレーションファイルを出力・・・Capturyで出力した.mcalファイルを読み込むと、あっという間に準備完了です!
OptiTrackのカメラであれば、Flex/Prime/PrimeXシリーズのいずれでも使用可
- MotiveはVer3.3.3.1を使用しました。
あとは、スケルトンを生成するだけですが・・・試しに3人順番にスケルトンを作ってみます。
ある程度、シルエットがはっきりする服装のほうがよさそうですが、生成自体はワンクリックですぐに動かせました。
解析のために体を動かす必要はありましたが、それも数秒程度で、決まった体操という感じでもないですね。
Duplexモードで人も物も同時キャプチャー!
PrimeXシリーズのカメラなら、Duplexモードが使えます。
人はマーカーレス、物は反射マーカーで同時にキャプチャーできる、ということなので、野球のフルスイングをやってみました!
・DuplexモードはMotive3.3.0以上でサポートされます。
・DuplexモードはPrimeXシリーズのみ対応します。
・PrimeX13はMotive3.3.3以上でDuplexモードに対応します。
- Duplexモードとは、1台のカメラでグレースケール撮影と、マーカー検出・トラッキングが同時可能なモードです。これにより、マーカーレス用カメラ、マーカーベース用カメラ、それぞれで専用のカメラ台数を増やす必要がありません。

リアルタイムキャプチャーも録画もOK!
Capturyのライセンスには、リアルタイム収録を前提とした「Captury Live」と、事前に撮影した動画データから解析する「Captury Studio」が存在します。
Captury Liveにはレコーディング機能が搭載しているので、まずは1本撮ってみます。
レコーディング中の動画ですが、リアルタイムでも予想以上にキレイにキャプチャーできております。。
指の反りは難しい様子ですが、かなり複雑な動きの指もしっかりと追えています!
(指のキャプチャーは導入時にオプション機能をつけるだけで、スケルトン生成の際に特別な動きをする必要はありません。)
レコーディング後の編集もバッチリ
先ほど、関節を固定して回す動きをして腕が破綻してしまいました。ですが、CapturyStudioの機能を利用して再計算が可能です!
テイクを選択してワンクリックで、破綻部分がきちんと修正されています。
リアルタイムキャプチャーも
録画もOK!
Capturyのライセンスには、リアルタイム収録を前提とした「Captury Live」と、事前に撮影した動画データから解析する「Captury Studio」が存在します。
Captury Liveにはレコーディング機能が搭載しているので、まずは1本撮ってみます。
レコーディング中の動画ですが、リアルタイムでも予想以上にキレイにキャプチャーできております。。
指の反りは難しい様子ですが、かなり複雑な動きの指もしっかりと追えています!
(指のキャプチャーは導入時にオプション機能をつけるだけで、スケルトン生成の際に特別な動きをする必要はありません。)
レコーディング後の編集もバッチリ
先ほど、関節を固定して回す動きをして腕が破綻してしまいました。ですが、CapturyStudioの機能を利用して再計算が可能です!
テイクを選択してワンクリックで、破綻部分がきちんと修正されています。
プラグインも充実!
Capturyでは、ゲームエンジンや研究開発用アプリケーションのプラグインも充実しています。
試しに、先ほどのレコーディングデータをCapturyでプレイバックしながら、MotionBuilderにストリーミングしてみました。
プラグインも充実!
Capturyでは、ゲームエンジンや研究開発用アプリケーションのプラグインも充実しています。
試しに、先ほどのレコーディングデータをCapturyでプレイバックしながら、MotionBuilderにストリーミングしてみました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Capturyは、私たちがこれまで見てきたマーカーレスキャプチャーシステムの中でもかなり上位の精度を持っていると考えています。それだけでなく、既存のOptiTrackカメラにソフトを追加するだけで、新たなハードウェア投資の必要もなく、すぐに始められるという点が非常に魅力的ですね。
🎯 OptiTrackユーザーにとってのCaptury導入の魅力
・ソフト追加するだけでマーカーレスキャプチャーが可能!
・光学式のトラッキングとも併用OK!
今後もこのように、検証回を更新していきます。
次回テーマは、「Capturyの指キャプチャー精度は、どこまで求めることができるのか?」です。
どうぞお楽しみに!
次々回以降にはなりますが、もし検証内容のリクエストがあれば気軽にお問合せからお知らせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Capturyは、私たちがこれまで見てきたマーカーレスキャプチャーシステムの中でもかなり上位の精度を持っていると考えています。それだけでなく、既存のOptiTrackカメラにソフトを追加するだけで、新たなハードウェア投資の必要もなく、すぐに始められるという点が非常に魅力的ですね。
🎯 OptiTrackユーザーにとってのCaptury導入の魅力
・ソフト追加するだけでマーカーレスキャプチャーが可能!
・光学式のトラッキングとも併用OK!
今後もこのように、検証回を更新していきます。
次回テーマは、「Capturyの指キャプチャー精度は、どこまで求めることができるのか?」です。
どうぞお楽しみに!
次々回以降にはなりますが、もし検証内容のリクエストがあれば気軽にお問合せからお知らせください。
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