PrimeX 13

Prime Series

PrimeX 13

製品概要

中規模エリアで高速かつ高精度のキャプチャーを実現

最も広く使用されていたモーションキャプチャーカメラの次世代モデル。

直感的でエレガントなデザイン

PrimeXシリーズではモーションキャプチャーカメラの、開梱から、セットアップ、キャプチャー、そして解体まで、一連の流れを考慮し設計しました。各プロセスは、シンプルさと使いやすさにこだわってスマートにできています。

コンパクトかつハイスペック

6.86cmの正方形、0.32㎏のコンパクトなボディには、人の目には見えない850nmのLEDが搭載されており、コンパクトかつハイスペックなシステムをお求めの方に最適なカメラです。

ハイスピードキャプチャー

240FPSのフレームレートとグローバルシャッターにより時速200kmの動きも高精度でキャプチャできます。

パッシブマーカーと
アクティブマーカー両方が
キャプチャー可能

位置誤差は+/- 0.2mm未満、回転誤差は0.5度未満でトラッキングを実現可能です。ユーザーはシーンに合わせて、より良い結果を得るためにアクティブマーカーとパッシブマーカーを組み合わせて使用することができます。

Primeシリーズは混在可能

PrimeおよびPrimeXシリーズのカメラは混在して使用でき、設置環境・用途などに応じた最適な構成を構築することができます。 11種類のカメラからあなたの用途にあった環境で最高の三次元精度を実現するためのシステムを構築してください。

Fast glass M12レンズ

最適なマーカートラッキングのために極限まで歪みを減らしたFast glassレンズを独自開発しました。PrimeX 13のF#1.8レンズには、広帯域反射防止コーティングが施されています。それにより、イメージセンサーへの光透過率が劇的に向上し、より広いエリアでより正確な三次元データが得られます。

選べるフィルター

ソフトウェアのフィルタースイッチャー機能で赤外光フィルターと可視光フィルターの切り替えが可能です。また、他の光源からの干渉を徹底的に排除するためにバンドパスフィルターを選択することも可能です。

強力なカメラ内画像処理

OptiTrackカメラはすべて、統合された画像処理機能を備えています。マーカーを認識しマーカー重心を計算するアルゴリズム、およびデータ配信までの一連のステップは、世界トップレベルの精度と遅延の少なさの両方を達成するためにとても重要です。

わかりやすい
ステータスインジケーター

OptiTrackシステムでは、レンズの周りにあるLEDインジケーターで現在のステータスがわかるようになっています。例えば録画中は緑、カメラを選択したら黄色、というようにLEDインジケーターの色が変わり、エリア内の全員に知らせます。カメラを選択すれば、どのカメラが選択されているか知らせます。何色をどのステータスに設定するかはユーザーの好みで自由に設定できます。

新しいハイパワーストロボ

超高出力のLEDは、どんなシャッタースピードでもより遠くまでキャプチャーすることができるようになりました。世界最大の範囲をキャプチャーするカメラがさらにパワーアップしました。

簡単セットアップ

エイムアシスト機能でカメラの向きを調整することができ、レンズ調整もしやすいので簡単にセットアップすることが可能です。


フル解像度グレースケール

すべてのPrimeXカメラは同期・キャリブレーションされているのでマーカー、リジッドボディ、スケルトンなどの3Dデータをグレースケールに重ね合わせてフル解像度・フルフレームレートでリアルタイムで確認することも、レコーディングすることも可能です。

外部同期IN/OUT、ゲンロック、
タイムコード

eSync2を使用することで、Prime・PrimeXカメラはほとんどすべての外部機器と同期することが可能です。 カメラはプロ用ビデオゲンロック信号のようなソースにシンクしたり、ソフトウェアからの信号をトリガーにして記録することも可能です。 Motiveをマスターとして使用することも、フォースプレート、EMG、National Instrument DAQなど様々な外部機器からの信号をトリガーにして、正確な同期を実現することが可能です。 SMTPEタイムコードを使用すると、編集とログ記録が簡単になり、非常に正確なフレームタイミングを実現できます。 OptiTrackの無償で提供しているSDKにより、タイミングプロトコル内でさらにカスタマイズできます。

どんな場所でも最適な機器構成を

OptiTrackは世界中で様々な形・サイズの空間に10,000以上のトラッキングシステムが設置されています。 これら膨大な知見に基づき、お客様のご要望を満たした過不足のない最適なシステム構成をご提案致します。

ソフトウェアにも注目!

慣れ親しんだ機能に加えて、もう手放せない機能が追加されています。 コンティニアスキャリブレーションは最初にキャリブレーションすれば、キャプチャーしているだけで自動的にキャリブレーションが更新されます。時間経過や温度変化の影響、誤ってカメラにぶつかってしまった場合などでキャリブレーションが壊れることはもうありません。

OEM & computer vision integration

PrimeX 13をOEMとしてコンピュータービジョンアプリケーションに組み込むことが可能です。 C/C++の無料のCameraSDKを使い、カメラのrawデータ、画像処理モード、カメラ設定、2Dのオブジェクトデータ、カメラ同期やすべての3Dデータにアクセス・操作することができます。

仕様

カメラボディ

  • 幅:6.86cm
  • 高さ:6.86cm
  • 奥行:5.46cm
  • 重さ:0.32kg
  • アルミニウム/ポリカーボネート
  • 三脚ネジ穴×2 1/4(ISO 1222規格)
  • LEDステータスインジケーター(2桁の番号表示)
  • フルカラーアクティビティインジケーター
イメージセンサー
  • 解像度:1280×1024
  • 標準フレームレート:240Hz
  • 遅延:4.2ms
レンズ&フィルター
  • フォーカス調整可能
  • 850nmバンドパスフィルター
  • 800nm(赤外光)/ 700nm(可視光)フィルタースイッチャー
  • デフォルトレンズ:5.5mm F#1.8
    • 水平FOV:56°
    • 垂直FOV:46°
  • オプションレンズ:8mm F#1.8
    • 水平FOV:42°
    • 垂直FOV:34°
トラッキングレンジ(※1)
  • 3次元精度:0.20mm以下
  • パッシブマーカー:16m
  • アクティブマーカー:25m
グローバルシャッター
  • 初期設定:0.25ms
  • 最小:0.01ms
  • 最大:240FPSで3.9ms
イメージプロセッシング タイプ
  • オブジェクトモード
  • セグメントモード
  • Raw グレースケールモード
  • MJPEG グレースケールモード
LEDリング
  • 10個のウルトラハイパワーLED
  • 850nm IRイルミネーター
  • ストロボモード
  • 輝度調整可能(ON/OFF)
入出力&電源
  • データ:GigE(1000BASE-T)
  • 同期:Ethernet
  • 電源:PoE

注釈

※1 9m×9mの範囲で14mmマーカーをトラッキングした時の標準精度になります。
※2

カメラの種類や台数の選定基準

OptiTrackは多様な環境・ニーズに対応するため、数種類のカメラをラインナップしています。

モーションキャプチャー実機デモ

ご検討中のカメラシステムのキャプチャー精度や範囲を、弊社スタジオにて無償でご確認いただけます。
また、最新のソフトウェアMotive3.0のデモも承っています。

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