馬をモーションキャプチャーで計測できるのか!?

光学式のモーションキャプチャーシステムは人やロボットなどあらゆる対象物をキャプチャーすることが可能です。今回は乗馬クラブ「筑波ライディングパークインターナショナル」様ご協力のもと、馬のキャプチャーに挑戦しました。

機材の設置​

システムは屋内馬場(覆馬場)に設置をさせてもらい、OptiTrackカメラの中でも最も解像度の高いPrime41を26台、ハイスピードでカラー映像が撮れるPrimeColorを2台設置しました。馬場の大きさは20m×40m、中央線上での動きをキャプチャーしました。

結果

毛のある部分では汗をかいてしまうとマーカーを貼り付けているテープがはがれ、ツメの部分は地面との接触などで何度もマーカーが飛んで行くなどありましたが、キレイにキャプチャーすることができました。

TrainedMarkerset

撮影時は実装されていませんでしたが、今ではMotive3.1にて、任意のマーカーセットを作り、トラッキングができるようになりました(TrainedMarkerset)。馬のスケルトン情報をMotiveに登録させ、各骨の位置姿勢を出力することができます。

Motive3.1について

スペシャルサンクス

筑波ライディングパークインターナショナル様 今回かなり大がかりなキャプチャーになってしまいましたが、親身にご協力いただきまして誠にありがとうございました。

収録協力

筑波ライディングパークインターナショナル

使用システム

カメラ:

PrimeX41  26台

PrimeColor  2台

ソフトウェア:Motive:Tracker

1mm以下の精度で人や物の3次元位置姿勢をトラッキングする光学式モーションキャプチャーシステムです。