マーカーのトラッキング | 1,500個以上のマーカーを一度にトラッキングすることができます。
特有のパターンで点滅するLEDを使用してシーン内の各マーカーに固有のID値を与えるOptiTrackアクティブマーカー技術に対応しています。これにより、数百の類似した形状の剛体をリアルタイムにトラッキングすることができます。
再帰性反射材を使用してあらゆる物体を追跡するパッシブマーカー技術に対応しています。
剛体やスケルトンはどちらもアクティブマーカーとパッシブマーカーを併用することができます。
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剛体とスケルトンのトラッキング
| 12体以上のスケルトンをリアルタイムでトラッキングします。
300個以上の剛体をリアルタイムでトラッキングします。
スケルトンと剛体のトラッキングには最先端のアルゴリズムを使用しており、大量のオクルージョンがある場合でも高品質なアニメーションを実現します。
剛体トラッキングにおける精度
- 位置精度:通常 +/- 0.2 mm以下
- 回転精度:通常 +/- 0.1度以下
- レイテンシー:通常9ms以下
スケルトン、剛体、プローブ、HMDクリップはワンクリックで作成可能です。
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キャリブレーション | キャリブレーションプロセスでは、直感的なインターフェースと分かりやすいビジュアルで、カメラの三次元位置とレンズの歪みを計算します。
Continuous Calibration - システム動作中にマーカーを評価し続け、数分ごとに新しいキャリブレーションを提供します。
特定のカメラがぶつかる、移動させるなどして位置姿勢が変わった場合、そのカメラだけ簡単にキャリブレーションし直すことができます。
ワンクリックですべてのカメラに対してマスクを実行し、キャプチャボリューム内の他のオブジェクトや光源を無視することができます。
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ユーザーインターフェース | 直感的なデータ管理・整理が可能です。
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テイクファイル(.tak)にはビデオ、マーカー、アセットデータがすべて含まれており、一つのファイルで管理しやすくなっています。
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テキストファイルやCSVファイルからのテイクリストの読み込みに対応しています。
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詳細なメタデータ(タイムコード、メモなど)もテイクファイルに含まれます。このデータは、長いテイクリストを整理する際に役立ちます。
一般的に使用されていないプロパティはデフォルトでは非表示になっていますが、非表示を解除することができます。
ビルダーペインでは、様々なタイプのアセット(スケルトン、剛体、HMDなど)をビジュアルガイド付きで作成・編集することができます。
接続された物理デバイス(カメラ、フォースプレートなど)はDevices Paneに表示され、簡単に設定できます。
Motiveソフトウェアはスタンドアローンで使用できます。
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カメラと同期 | Ethernetカメラは 250 台以上、USBカメラは最大 24 台での動作が可能です。
マイクロ秒単位の精度でカメラ同士を同期させます。
カメラのプロパティ (フレーム レート、露出、ゲイン、ビデオ モードなど) を制御することができます。
各カメラは他のカメラとキャリブレーション&同期された状態でグレースケールのリファレンスビデオカメラに切り替えることができます。また、マーカーや剛体、スケルトンなどの3Dビジュアルをオーバーレイで表示することができます。
Aim Assistボタンにより、ソフトウェアを操作することなく一人でも簡単にカメラの向きを調整することができます。
eSync2 を使用することで SMTPE タイムコード、ゲンロック等のデータを入出力し、他デバイスと同期できます。 ※USBカメラシステムは非対応 |
データストリーミング | 様々なリアルタイム ストリーミング 機能(OptiTrack NatNet SDK および VRPN)を備えています。
NatNet SDK を使用して、任意のアプリケーション用に独自のカスタム プラグインを作成することができます。数多くのサンプルを用意しています。
無料の NatNet プラグインが利用可能です (Unreal Engine、Unity、OpenVR、MotionBuilder、MATLAB など)。 |
データ編集・出力 | PythonまたはC#を使用したNMotiveによるスクリプトが利用可能です。一般的なタスクを自動化するための、さまざまなビルド済みスクリプトが提供されています。
デフォルトのグラフを使用したりカスタムグラフを作成したりすることで、様々なデータを表示することができます。
Edit tools Paneには、各種クリーンアップツール(トリミング、ギャップの補間、平滑化など)が含まれています。
Labels Paneでは、必要に応じて手動でマーカーにラベル付けすることができます。
CSV、C3D、FBX ASCII、FBX Binary、BVH、TRCデータ形式でのデータ出力が可能です。
Motive2.Xで計測したデータはMotive3.Xで開くことが可能です。
※Motive3.Xで一度開いたデータは再度2.Xで開くことができません。元データは別途保存を推奨します。 |
SDK・API | NatNet SDKを使用することで、Motiveから他のアプリケーションにリアルタイムでデータをストリーミングできます。また、Motiveの一部の機能をリモートで制御することも可能です。
Motive APIを使用することで、Motiveのユーザーインターフェースにとらわれない、Motiveを使用した独自のアプリケーションを作成することができます。
Camera SDKを使用することで、カメラを直接制御するアプリケーションを開発することができます。
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