共感覚インスタレーション『Rezonance』

イギリス・ロンドンのヨーロッパ最大複合文化施設アート部門 Barbican International Enterprisesが企画・運営する「Virtual Realms: Videogames Transformed」展に出展されている共感覚インスタレーション『Rezonance』にてOptiTrackが使用されています。

展覧会は2021年6月12日〜2022年1月9日まで、シンガポールのArt Science Museumにて開催され、以降は世界各国のミュージアムを巡回予定です。

【作品紹介】Rezonance, 2021 By Enhance and Rhizomatiks

Rezonance, Enhance and Rhizomatiks, 2021

体験者が手に持った光る球には目では見えない赤外光のアクティブマーカーが取り付けられており、球の位置・姿勢をリアルタイムにトラッキングしています。

※アクティブソリューションを使用しているため、全く同じ形の剛体でも識別できます。

本作は、Enhance代表の水口哲也氏の代表作の一つでもある「Rez」をモチーフにしたアート作品で、最大4人の体験者は、自分が手にする球(スフィア)を空間の中で自在に動かし、脈打つビートと、ビジュアルとハプティック(触覚)を共鳴させあいながら、共同で演奏するように、シナスタジア(共感覚)体験を味わうことができます。

ユーザー紹介

使用システム

カメラ:

Slim13E  12台
ソフトウェア:

Motive:Tracker

その他:

Active Base Station
Active Tag

1mm以下の精度で人や物の3次元位置姿勢をトラッキングする光学式モーションキャプチャーシステムです。