慣性式モーションキャプチャーシステムは主に人の動きの計測に活用されます。
- 被験者の体の部位ごとの動きを計測するため、各部位に慣性センサを装着します。
- 各センサから加速度・角速度・方位情報を得ます。
- それらの情報を骨格モデルの各セグメント(骨)とジョイント(関節)の動きに置き換えることで骨格モデルの位置(position)・姿勢(rotation)がわかります。
位置算出の他、信頼性の高い移動値を取得するための接地補正機能や磁場によるドラフトの補正機能など、ソフトウェアの性能によって精度が大きく左右されます。