はじめに:第一弾のおさらい
近年、AI技術の進化により、モーションキャプチャーの世界にも革新が訪れています。
弊社では、マーカーレスで高精度なキャプチャーが可能なソフトウェア「Captury」の取り扱いを開始し、第一弾ではOptiTrackカメラとの連携による基本的なセットアップとキャリブレーションの容易さを検証しました。
既存のカメラ環境にソフトウェアを追加するだけで、マーカーレスキャプチャーが可能になるという手軽さと精度の高さが大きな魅力です。
第二弾のテーマ:Duplexモードでハイブリッドキャプチャーに挑戦!
前回の記事でDuplexモードについて軽く紹介しましたが、今回はリアルタイムでどの程度実用性があるのかを試してみました。今回対象としたのは、「卓球のラリーの際の人とラケットの動き」です。
ボールに当たったときのラケットの面の姿勢が分かるように、4~5点のマーカーを側面に貼付しました。
動画:卓球ラリーの様子(Capturyと実写の比較)
検証結果と考察
1. 動作の再現性
Capturyは、被験者の動作をリアルタイムで高精度にトラッキング。
プレイヤーが未経験者ということもあり、本人の動きが硬いということはありますが。
腰の回転や腕の振りは遅延なく滑らかに再現され、指の動きも細かくキャプチャーできています。
ラケット自体の重心位置もよくトラッキングできており、CSV出力も可能です。
2. マーカーレスの利点
マーカー装着の手間がなく、服装の自由度も高いため、自然な動作が得られました。特に手元へのマーカー貼付が無いことが自由度を高め、フォームや物体の姿勢が限定されることがありませんでした。
3. 応用可能性
骨格動作と同期した物体の重心の三次元位置・姿勢も計測できるので、リハビリの把持動作の分析にも応用できるのではないかと考えております。
また、今回の収録時フレームレートは60FPSで、フレームレートを上げることで、さらに動作のバラエティが増えるのではないかと推測しています。
今後の検証にご期待ください。
まとめ
今回は、CapturyのDuplexモードを使ったハイブリッドキャプチャーが、どのような仕組みで動作するのか、そしてどんな場面で活用できそうかを実際に体験することができました。 「どんなことができるのか」を知るためのステップとして、非常に有意義な検証だったと感じています。 今後は、より多様なシーンでの活用可能性を探っていきます!
Capturyの検証は少しだけお休みし、来月以降を予定しています。
次回は他製品の検証も行う予定です!どうぞお楽しみに!
次々回以降にはなりますが、もし検証内容のリクエストがあれば気軽にお問合せからお知らせください。

