MoA v1.11.0 betaでは、トラッカーのセットアップ、キャリブレーション、リターゲット、およびストリーミングのワークフロー全体におけるユーザビリティと安定性が向上しました。
動作環境:Windows 10, Windows 11
MoA v1.11.0 beta 2026年6月22日
トラッカーセットアップの改善
- 標準の6ドラッカーモデルに、胸、肘、膝のトラッカーを任意に追加できるようになりました。
- カスタムトラッカー構成を使用する際、特定の部位に必要なトラッカーのみを有効にできるようになりました。
- トラッカー割り当てのUIレイアウトとワークフローを改善しました。
- トラッカーの接続管理を強化しました。
モーションの改善
- 胸トラッカー使用時における、胸の位置とモーショントラッキングの精度を向上しました。
- 肘のポッピング(不自然な飛び)や不安定さを軽減しました。
- 肩の動きの挙動を改善しました。
キャリブレーションの改善
- マルチポーズ(複数のポーズを行う)キャリブレーションのワークフローを導入しました。
- 肩幅および肩の高さの計算精度を向上しました。
- キャリブレーション中の音声ガイダンスを追加しました。
- 音声ガイダンスは、設定から有効/無効の切り替えや音量調整ができます。
- Delayオプションの仕様を変更し、キャリブレーションポーズ間の時間を設定できるようにしました。
リターゲットの改善
- 「Retarget」および「Skeleton Dimension」タブのレイアウトとユーザビリティを改善しました。
- 左右の値の連動をデフォルトにし、必要に応じて個別に調整できるようになりました。
- 反転したモーションデータをストリーミングするための「ミラーモード(Mirror Mode)」を追加しました。
- リターゲティング中における肘の動きの安定性を向上しました。
レコーディング、再生、およびストリーミングの改善
- レコーディングおよび再生システムを改善しました。
- ストリーミングにおいて、個別のアクターを選択して出力できるようになりました。
ブロックツールの追加
シーン内にリファレンスとなるブロックを作成し、その位置やサイズを調整できる新しい「ブロックツール(Block Tool)」を追加しました。
- ブロックはトラッカーの位置に基づいて配置できます。
- ステージ、オブジェクト、基準エリアを素早く可視化するのに役立ちます。
- 現地のセットアップ検証や、トラッキングの基準点の整理に使用できます。
その他の変更点
- レガシーの男性モデルを削除しました。
- モーションおよびシステム関連の様々な不具合を修正しました。
- UIの問題を解決し、全体的なユーザビリティを向上しました。